こんにちは。

今日は日本のブラック体質の

元凶である部活動の

さらに元凶である

高体連と高野連のお話です。

前編はこちら

◯ 高体連とは

高体連(公益財団法人全国高等学校体育連盟)とは

高校の運動部の競技を統括している

公的な組織です(野球を除いて)。

高体連の主催で

各競技の高校総体(インターハイ)や

新人戦などが実施されています。

高体連は基本的に

高校の教員で編成されており、

年に1度の総会のほか、

大会前には各学校の顧問が集まり、

組み合わせを行ったりしています。

だから大会期間中は

会場の設営や進行は

教員が行っているのです。

◯高野連とは

高野連(公益財団法人日本高等学校野球連盟)とは

高校野球を総括する公的な組織です。

高野連もまた、

高校教員によって構成され、

大会の計画・運営を行っています。

高体連と大きく異なるのは

高野連の場合は

毎日新聞(春のセンバツ)、

朝日新聞(夏の甲子園)、

NHK(テレビ放送枠)など

営利目的の会社と協力して

大会運営をしていることです。

だから入場料を徴収したり、

会場ではお酒の販売

飲食物、グッズ販売等を行って

利益を出しています。

高野連の周りでは

巨額の金銭が動くので、

過去裏金問題の噂が

あとを立ちませんでした。

(「高野連 裏金」でググれば

色々と出てきます。)

高野連は高体連に比べ、

色々な意味で黒い背景があるようです。

◯なぜ「野球」は高体連に所属しないのか?

常識的に考えたら、

全ての競技を高体連で管轄するのが

道理なのですが、

高野連は高体連に取り込まれることを

良しとしません。

なぜなら、

前述したように

高野連には大手メディアが

バックについており

センバツや夏の甲子園による

興業的な収益があるからです。

もしも高体連に取り込まれると、

高校野球では利益が取れなくなって

しまいます。

だから多くのスポーツを総括する高体連より

高野連の方がお金持ちです。

(それでも高野連が言うにはお金が足りないそうです)

でも、なんで野球だけが許されるのか?

それは歴史的に見て、

そもそも高野連は

高体連が発足する以前から存在しており、

高野連独自のシステムで

独自の大規模な大会を主催していたという

ことに起因していると言います。

しかし、

毎日新聞、朝日新聞、NHKにとってみれば

これほど楽に

巨額の収益が上がるコンテンツを

手放すはずがないでしょう。

(しかも甲子園球場は阪神電鉄から

 無料(!)で借りており、

 またNHKの放送に対して

 放映料ももらってはいないそうです。)

だから高野連が儲けていると言うより、

上記の大手メディアが

ぼろ儲けしているビジネスモデルと

なっています。

高体連、高野連ともに言えるのは

どちらも公的な組織で、

教員によって運営されているので

原則として興業目的の活動はできません。

だから高体連主催の大会は

入場料を取られることはありません。

例外的に入場料を

とっている高野連でさえ、

関係する教員に

手当のようなものは一切つきません。

つまりどちらも完全に

教員の善意とボランティアによって

成り立っているのです。

高体連の役員は

各種目とも各都道府県で

一定数います。

彼らは全て教員です。

だから普段は

学校の業務をこなしながら、

高体連、高野連の仕事もしているのです。

さて、

ここで私たち教員の仕事とは

一体なんでしょうか?

それは一言で言うなら

子供達の生きる力

(自立できる力)を育むこと

のはずです。

ところが

その本業がおろそかになるくらい、

高体連や高野連の仕事は

膨大にあります。

本当に忙しい役員だと

数週間学校にいないことも

ザラです。

完全に本来の業務に支障をきたしています。

それでも多くの教員は

それが生徒のためになると信じ、

この間違ったシステムに加担しています。

まあ高野連がどれだけ綺麗事を並べたって、

高校球児のプレーを肴にするために

球場でビールや酒を販売している甲子園に

教育的価値があるとは

とても思えません。

別に高校生をビジネスのタネに使うこと自体を

反対しているわけではありません。

授業などの本業をおろそかにしてまで、

一部の大人の利益のために

高野連の活動をしている教員がたくさんいる

現在のシステムは、

どうしても許せないのです。

高野連も高体連も

とてつもなく大きな組織として、

学校裁量を大きく超える力を持って

運営されています。

これら組織主催の大会に出場し

結果を残すことこそ、

生徒のためになると

本気で考えている教員や、

自分の手柄や名誉になると

愚かな思い違いをしている教員にとって、

高野連・高体連が日本社会の元凶だなんて

思いもしません。

しかし事実は

高野連・高体連に飼いならされた部活動至上主義者たちが、

部員たちを朝夕土日も休まず

46時中拘束することによって

結果を残すことこそが正しいと考え、

それが当たり前と言う風潮が日本に蔓延していること。

それこそが日本のブラック社会を作っている

元凶なのです。

このシステムを解体し、

より健全なシステムを作っていくことが

今の教育界で絶対に必要なことと考えます。

まずは多くの人たちに知ってほしい。

どうかこの記事を読んでくださったあなたも、

周りの人たちとこの話をし、

少しでも広がってくれれば、

さらに健全で子供達のためになる

教育が実現できるでしょう。

ではこれからの部活動の仕組みは

どうすべきなのか?

それはまたの機会に

ご紹介したいと思います。

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