学校の一番の楽しみが

放課後の部活!

そんな生徒も先生も

少なくありません。

私も今は

卓球部の顧問になるという

自分の夢を叶え、

生徒と一緒に練習したりすることも

あります。

部活を指導したくて

教員になった!

一昔前はそういう先生は

非常に多かったです。

特に強豪校は

熱心に指導する

ベテランの方が

たくさんいたりします。

しかし、

生徒たちはどんな理不尽なことでも

それを乗り越えることによって成長する!

こんなトンチンカンなことを、

大真面目に叫んでいる

ちょっとイタいベテラン先生も

恐ろしいことに未だ一定数存在しています。

なぜ彼らがそういう考え方を

してしまうのかというと、

結局のところ

自分がそうされて育ったからです。

残念なことに

彼らはその方法しか知らない。

なぜならそれしか経験していないし、

社会で働いたこともないので、

社会的な常識がかけているのです。

これは学校の働き方の仕組みに

大きな問題があると言えます。

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私たち教員は

学校という閉鎖空間で仕事をしています。

ここでは社会との繋がりを

断絶されています。

だから余暇の時間等を使って

上手く社会と関わるように

工夫していかないと、

社会の常識を知らないまま

ずっと学校と家庭だけで

過ごしていくことになります。

これは非常に恐ろしいことです。

こんな生活は何十年も続けていれば、

自分が一番偉いと勘違いする

井の中の蛙にまっしぐらです。

この凄まじく流動的な現代社会で

何十年と同じことをしているというのは

非常に危ないことです。

数年先も読めない今、

子供達にとって何が重要なのかを

常にアンテナを高くして

感じ取ることが、

これからの教員にとって

とても大切なことだと思います。

だからこそ、

教員は積極的に

外の世界に出ていかなくてはいけないし、

教員の兼業化を推進していくべきと

思っています。

さて部活に話を戻します。

学校の部活動は本来、

教育活動の一環であるべきで、

スポーツや文化活動を愛し、

一生懸命に取り組む気持ちを育みつつ、

仲間たちとの交流を深めるためのものと

私は理解しています。

もし大会の結果を最重要視し、

ある種目単体の能力を極めたいのなら、

その道の専門家に

指導を委ねるのが有効であり、

私たち教育者が本来やるべき

子供達の学習や生活指導を疎かにしてまで

(しかも経験のない競技の顧問も多い中)

教員が部活を指導するというのは

本来の意義から離れていると

言わざるを得ません。

さらに悪いことに、

部活に依存しているベテランの多くは

生徒の部活以外の活動を認めない

「社会経験を積むためアルバイトがしたい」

「国家資格に挑戦するため、

放課後は勉強がしたい」

「学校外でフットサルチームに入りたい」

こんな生徒たちのチャレンジ精神を

部活一つに専念しろ

という一言で踏みにじる場面を

数多く見てきました。

彼らの理論は

部活一つのこともできないのに

そんなにいくつもやっても無駄

です。

社会に出たことのない人間の

典型的な考えだと思います。

生徒を無理やり学校に縛り付け、

挙げ句の果てには

肝心の部活の競技を

嫌いにさせてしまい、

(ひどい場合には部活が原因で

学校に来れなくなる生徒まで出る始末)

本来の教育活動とは

真逆の結果を量産してしまっているのです。

そもそも教員の

メインコンテンツは

授業や生活指導、

進路指導といったもので、

あくまで部活動はオプション的なもの、

入学者特典のようなものであり、

学校生活で最優先されるべき

ものではありません。

しかし、

その辺を勘違いしている教員は沢山います。

本来優先すべき自身の仕事をせず、

部活動にうつつを抜かす教員も少なくないのです。

(恐ろしいことに

自分の仕事は部活動!

と真剣に考えており、

授業に顔を出さない教員が

いまだに存在しています。)

さて、

ここがダメだー

あそこがダメだーと、

言ってきましたが

言うだけなら簡単です。

ではどうやって現状を

打破すればいいのでしょうか。

それは行動することです。

まだまだ世の中は

部活が絶対的な正義

という考え方が占めています。

しかし、

実際にはそうじゃないんだよ、

ということをたくさんの人に知ってもらうこと。

そして、

部活は学校と切り離すべき

と考える人が大半になれば、

必ず教育は変わります。

だからこういう話を

あなたもぜひ周りの人たちと

してみてください。

誤解して欲しくないのは、

僕は決して部活が嫌いなわけじゃないし、

むしろ生徒たちと

部活で卓球ができるのが

至福の時間です。

だから部活が嫌いだとか、

部活を完全に無くして欲しいとか

思っているわけではないです。

これまで様々な部活の

顧問を経験してきて、

そして色々なシーンを体験して

部活によって生徒の成長の機会が

奪われている現状に、

「部活と学校は切り離すべき」

という考えに至りました。

具体的には、

放課後の学校の体育館やグランドを解放し、

チームのコーチを一般から募集して

活動をすれば良いのです。

そしてただ学校を使用するのではなく、

例えば近くの学区の学校同士で

1箇所に集まってチームを作れば、

生徒同士の横のつながりができ、

普段の学校生活とは異なる

色々な学校の生徒で活動ができれば、

生きる力を育むことにもなります。

また、

一般からコーチを募集することによって

新しい雇用も増え、

また部活指導をしたい教員も本業の後に、

副業として活動するのもありだと思います。

さらに、

部活を完全に地域に譲渡すると、

教員たちは本来やるべき

学校の業務や

生徒と関われる時間が増えます。

いかがでしょうか?

学校と部活を切り離すと

メリットが多いと思いませんか?

私はぜひ、

学校と部活を切り離し、

より生徒たちの為になる

教育の形を目指していきたいと思います。

ただ、

このシステムを作るにあたり、

非常に大きな問題があります。

それは

高体連

そして

高野連

の存在です。

この二つの組織が

今の形で動いている限り、

部活動問題は解決しません。

後編では

その理由について

考えてみたいと思います。

後編はこちら↓

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