学校の先生と一口に言っても、

実はその肩書きには色々なものがあります。

 

一般的に知られているのが

「教諭」ですが、

そのほかにも

「常勤講師」や「非常勤講師」、

実習助手」など

様々な職種があります。

 

生徒目線では違いがわかりづらいかと

思いますが、

教員を目指す方は

ぜひ知っておいて欲しいです。 

 

今日は

教員の肩書きの違いについて

お話しします。

 

 

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①教諭

 

教諭とは、

教員免許状を持っていて

正規に採用された教員のことを言います。

 

公立学校の場合は公務員となります。

(私立の場合は違う)

 

一般的な先生のイメージとしては

教諭をさすことが多いと思います。

 

 

 

②講師

次に多いのが「講師」と言う

職種ですが、

講師は一言で言うと、

臨時採用の教員のことを言います。

 

正規では無いので

任期付き(6ヶ月以下)での雇用になりますが、

更新すれば継続して仕事ができます。

 

仕事の内容は教諭と同等で、

違いはほとんどありません。

(学校によっては担任等、

一部の仕事に制限がある場合があります。)

 

また、講師は

「常勤講師」と「非常勤講師」に

分類されます。

 

常勤講師はフルタイムの講師。

 

非常勤講師は授業の時間だけ

出勤してくる講師のことを言います。

 

生徒からしてみると

常勤講師は教諭と同じことをしているので、

はっきりと見分けはつかないと思いますが、

非常勤講師は

明らかに学校にいる時間が短いので、

生徒たちにもわかるかと思います。 

 

他にも

「特別非常勤講師」と言う職種も存在していて、

これは教員免許を持たずに

非常勤講師をする者を言います。

 

民間企業で働いている方を学校に招き、

授業をやってもらうことを目的としています。

 

私の学生時代にも

週4日は会社で働いて、

1日だけ学校で授業を

されている先生がいました。

 

専門教育に関して言えば、

学校の先生よりも

現場で働いている方のほうが

実践的で最新の情報がわかるので、

こういう職種も必要なのです。

 

(なお、常勤講師は一般職地方公務員として

扱われますが、非常勤講師は公務員ではありません。

また、一般的には非常勤講師は

担任や部活の顧問は持たず、

校務分掌もありません。

職員会議等の放課後の仕事に参加する義務もありません。

ただし人手不足の学校では、

こっそり色々な仕事が回されることもあるようです。) 

 

 

実習助手

私が工業高校の教諭であるためか、

実習助手の先生とはいつも一緒に仕事しているし、

非常に馴染み深い職種です。

 

実習助手とは

その名の通り、

授業における実習の手助けをする職種のことです。

 

例えば実業高校(工業、商業、農業、水産等)の場合、

カリキュラム上、

「実習」の授業が多いので、

実習助手が相当数必要になります。

 

また、理科や家庭科等でも

実験・実習は存在するので

これらの科目でもある程度の人員が

必要となります。

 

実習助手は本来、

授業の手助け(準備や段取り、授業のフォロー)が

仕事なのですが、

学校によっては(と言うか私が知っている学校は全て)

教諭や講師ではなく実習助手だけで

実習を指導したり、

校務分掌や部活動顧問でも非常に大きな

存在感を持つことがあります。

 

おそらく、

学校によって待遇や仕事内容が

最も大きく違う職種であると思います。

 

ちなみに、

実習助手は「教員免許」を必要とせず、

教職員としては珍しい職種になります。

 

だから私の周りでも、

民間から教員に転職したいけど、

教員免許を持っていないという人は、

まずは実習助手になり

夜間や通信などで教員免許を取得し、

教員採用試験を受けるというケースもあります。

 

自治体によって異なるようですが、

実習助手は経験年数が増えると、

「実習教諭」とか「実習教員」とか

肩書きが変わることがあります。

仕事内容は変わりませんが、

待遇が変わります。)

 

④その他

他にも直接授業を行なったりはしないけれど

学校での仕事は色々とあります。

 

保健室で生徒たちの健康を守る養護教諭

学校の図書室の仕事を引き受ける図書館司書、

学校のお金や各種手続きを仕事とする学校事務、

生徒が安心して学校生活を送れるよう

学校の設備メンテナンスを仕事とする学校用務員など、

学校では様々な人たちが働いています。

 

学校の仕事といえば

誰もが教員をイメージすると思いますが、

その働き方は色々とあるのです。

 

 

ちなみに、

教師

と言う言葉をよく目にしますが、

私たち学校の教員が

自らを「教師」と称することは

ほぼありません。

 

「教師」と言うと、

「尊敬」や「敬われる」対象としての

意味がついてくるからです。

 

だから、

世間一般的に学校で先生をしていることを

「教師」と読んでいるだけであって、

正式には

「教師」と言う肩書きや職種が

あるわけではありません。

 

だから逆に

私たち学校で生徒に教える仕事をしている者は、

「教師」を目指して

頑張らねばなりませんね。

 

 

 

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