今日は部活の遠征に行ってきました。

他校さんと貸切バスに相乗りで、

複数の高校と練習試合です。

 

私たちのところでは、

練習試合になると

お昼を顧問の先生達で

一緒に食べに行く習慣があります。

 

今日も当地で人気のお店に

連れて行ってもらい、

いろいろな話をしてきました。

 

その話の中で、

部活動と教員の働き方の話になりました。

 

あるベテランの先生の考え方が、

非常に興味深かったので、

私のメモの意味合いを兼ねて、

ここでご紹介します。

 

 

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このベテラン先生の勤める学校では、

毎年長期休みになると、

東京の高校から野球部が遠征に来るそうです。

 

ところが、

茨城県で昨年から取り入れている

学校閉庁日の関係で、

スケジュールが組みにくくなっていると言うのです。

 

学校閉庁日とは

長期休み中に学校を一定期間完全に閉鎖する日のことで、

主にお盆や正月に設けられることが多いです。

 

これまでの学校は学校閉庁日という概念がなく、

お盆だろうがお正月だろうが、

顧問の考えひとつで

部活が行われてきたりしていましたが、

最近の教員の働き方に関する考え方や、

部活動に対する世論から

茨城県では積極的に学校を閉庁する日を

設けるようになりました。

 

ところが、

東京ではそのような考えがなく、

たとえ公立学校であっても、

運動部の強豪校は

休み無く遠征を行うことも

少なくないそうです。

 

 

東京でやってもいないのに

茨城でやるのはいかがなものか?

 

 

というのが

ベテラン先生の考えです。

 

この考えには次のような

ベテラン先生のロジックがあります。

 

 

「公立高校の大部分は部活動があるから

現状を維持できている。

もし部活動の活動を制限し、

無くしていく方向に進めば

絶対に生徒の指導が行き届かなくなり、

学校がめちゃくちゃになる。」

 

 

補足すると、

偏差値の高くない学校では

生徒指導の案件が非常に多く、

放課後は部活動に生徒を封じ込めることによって

外で悪さをしないようにさせる、

というやり方も確かにあります。

 

また、

成績の高い学校でも

生徒の学習意欲を高めたり

ストレスの捌け口として

部活動は有効とも言われています。

 

ですので

このベテラン先生の意見は

決して特別な持論ではなく、

学校現場で一定数の先生が

確実に思っている考え方です。

 

さらにベテラン先生は続けます。

 

「アルバイトをする生徒が増えているが、

アルバイトはさせるべきではない。

アルバイトをすると自由なお金ができ

多くの時間とお金を遊びに使うようになるからだ。

「社会勉強のため」と言う者もいるが、

その社会勉強の仕事を指導する立場にいる人間は

学生時代アルバイトではなく

勉強をしてきた人間だ。」

 

 

「中学校も部活の時間を減らし、

教員の負担を減らす動きになっているが、

「生徒と向き合う時間」を増やすことによって

本当に生徒のためになるのか、

何もがんばってこなかった人間になるのではないか、

ただ中学校の教員が楽したいだけではないのか。」

 

 

 

このベテラン先生のご意見、

あなたならどのように考えますか?

 

 

教員の働き方、

そして部活動の問題には

絶対的な正解はありません。

 

どんな選択をしても

メリットとデメリットは

確実に存在します。

 

 

ちなみに私はこのベテラン先生とは

異なる考えを持っていて、

基本的に子供達を

学校だけに縛り付けることには

反対の意見です。

 

そして学校の教員も

学校現場だけにとどまっていては

いけないと思っています。

 

 

この辺の詳しくは後日必ず記事にしたいと思います。

私という人間の根幹部分ですので。

 

 

ただ、

自分とは異なる意見を無下に扱うのでなく、

一つの考え方として考察することも重要です。

 

ですから、

ベテラン先生の意見は私にとって

大きな学びでした。

 

なるほど、

こういう考え方の先生もいるのだな、と。

 

ちなみにベテラン先生は

非常に指導力が高く、

生徒からも教員からも一目置かれる存在です。

 

 

このように生徒だけでなく

私たち教員も

遠征ではいろいろ得るものはあるんです。

 

 

なお生徒たちは

非常に素晴らしいプレーをし、

新3年生たちは最後の大会へ向けての

意欲を高めることができた1日でした。。

 

 

 

 

 

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