今年度は過去の教え子から

様々な報告や相談を受けることがありました。

 

 

結婚式のスピーチの依頼、

結婚式の映像で一言コメント、

結婚報告、転職の相談、資格取得の相談、

履歴書やエントリーシートの書き方の相談など、

高校の教員の仕事は

「卒業させたら終わり」

では決してないなあと考えさせられる一年でした。

 

 

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私たち教員が生徒と学校生活を過ごすのは

基本的にはたったの3年間ですが、

卒業後はまだまだ何十年も彼らの人生は続いていく訳です。

 

 

 

では、

 

 

どこまで私たちが彼らに対して責任を持つべきなのか?

 

 

これには様々な意見があるかと思います。

 

 

自分で言うのもおこがましいですが、

私は比較的多くの卒業生が連絡をくれるし、

学校に遊びに来てくれたり、

ご飯や飲み会にも誘ってもらうことがあります。 

 

 

でもこういうことに強い拒否反応を示す教員もいます。

 

 

「公私を混同するな。」

 

「教師は教師。生徒は生徒。

       あくまで仕事上の関係。」 

 

 

もちろんそれはわかります。

私たちは生徒と友達関係ではありませんし、

特に在学中に異性の生徒とプライベートで

連絡を取り合ったり、

ましてや遊びにいったりするのは

道徳的にも御法度です。

在学中に必要以上に生徒と親しくなるのは

マイナスとなるケースも多いです。

 

 

ただ、

私たちの仕事は何のためにあるのか、

誰のための仕事なのか、

というのを考えると、

「卒業したら関係はもう終わり」

という考え方には賛同できません。

 

 理由は2つあります。

 

 

1つは私たち教員は突き詰めるところ、

社会への奉仕者であること。

 

もう1つは卒業生から学ぶことも多いからです。

 

 

 1つめの理由について、

私たち教員の仕事は

「生徒の卒業」がゴールなのではなく、

「生徒の成長」という手段で

社会の発展に寄与しているわけです。

 

かなり乱暴な極論かもしれませんが、

私たち教員にとっての使命は

生徒達の市場価値、商品価値を高めることにあります。

 

その教え子達が卒業後どうしているのか、

どんなことを考えているのか、

どんなことで困っているのか、

それらを知ることは

私たちにとっても教え子達にとっても

決して無意味なことではないでしょう。

 

 

2つめの理由について、

私は過去の教え子に会う度に

新しい発見や新しい学びを得ることができています。

それは社会に出て成長した彼らから

仕事の話、勉強の話、

悩みや苦労の話、

お金の問題など、

私が体験したことのない経験を

知ることができるからです。

 

こういったものは私の教員生活に大いに役立っています。

今いる生徒達の進路指導にも非常に有益です。

 

さらに会社の裏話などを話してくれる子もいたりして、

出張や出向の多い会社、

残業の多い会社、

休みの少ない会社、

社員同士の仲があまり良好ではない会社、

選挙があると特定の政党の応援をする会社、

果ては不倫の多い会社まで(笑)

僕の頭の中では

これらがバックデータとして蓄積されています。

 

 下記の記事でも述べましたが、

私たち教員は常に自分をアップデートしていくことが

とても大切です。

 

avantech.hatenadiary.com

 

 

 

 

と、いろいろと理屈をこねて書きましたけど、

結局のところ卒業生とのコミュニケーションは

単純に楽しいし、

彼らから連絡をもらえると本当に嬉しいです。

「この仕事をやっててよかった!」

と思える瞬間です^^

 

それに教え子達にとってみれば、

私たちは何年経っても先生なんです。 

 

だから若い人には

積極的に高校時代の担任と連絡を取って欲しいですね^^

結構担任は覚えているものですよ。

それにいろんな情報を持っています。

 同級生が今どうしているか、とか。

 

私は卒業生とのコミュニケーションが

今の仕事のモチベーションになっていると言っても

過言ではないかもしれません。

 

 

今目の前にいる生徒達が

卒業後どんな未来が待っているのか想像するだけで

わくわくしてきます。

 

だから私の考えでは

積極的に卒業生とコミュニケーションをとれ!

です。

 

 

 

 

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